セミリタイアとは?実態にセミリタイア生活を目指すための流れ

セミリタイアとは

セミリタイアとは、定年退職前に会社をやめて、必要最小限のアルバイトや投資などによる収入で生活するスタイルを指しています。

私は社会人になってからこのセミリタイアという言葉に出会いました。

正社員という仕事柄、なかなかプライベートでの時間がとれないことや、責任の高い仕事が退職時までずっと続くというプレッシャーに耐えられないと思い、セミリタイアを目指すことを決意しました。

セミリタイア生活を実現するためには

現代社会において生活していくためには、どうしても「お金」が必要になります。

皆様はお金の稼ぎ方には、どのような方法があるか思いつくでしょうか?

私の様な一般人では、会社に就職して労働者として働くことが一番に思いつきます。

ただし、労働者として働くだけでは、会社からもらえるお給料の額も限られますし、何より定年まで何十年間とずっと働いていかなくてはなりません。

そこで、労働以外にお金を稼ぐ方法の一つに「投資」があります。

◆投資家という選択肢

皆様は「複利」という言葉をご存知でしょうか?

あのアインシュタイン「人類最大の発明」と呼んだ言葉だそうです。

投資で得た利益を再度投資することで、得る利益が年々増大していくというものです。

一つ例を挙げます。

・100万円の金額を年率7.2%で運用すると10年後はいくらになるか?

 ⇒答えは約200万円です。

100万円を投資で運用して1年で7.2%の利益を得ることが出来れば、1年後には107.2万円(+7.2万)になります。

そして利益も含めた金額(107.2万円)を再度投資すれば、2年後には114.9万円(+7.7万)、3年後には123.2万円(+8.3万)・・・と、年間の利益も増えていきます。

そして、10年後には200万円となります。

複利の法則を理解できれば、投資額が多い人や、年率が高い人は、もっと利益が出せます。もちろん、株式投資の利益が、正社員の年収を超えることも不可能ではありません。

私は、社会人1年目の24歳の時に株式投資を始めて、投資家歴4年目となります。

まだまだ投資額が少ないため稼ぎも少ないですが、年間での赤字は1回もなく、投資額に対して年率で10~15%程の利益を得ています。

年々投資額を増やしていき、正社員として働かなくても生活していくだけの利益を得ることを目標にしています。

セミリタイア出来る条件

それでは、いったいセミリタイアできる条件はどうなのでしょうか?

他のブログなどでは、「1000万でいい」「3000万ならできる」「5000万は欲しい」など、資産額に注目している記事が多いように見受けられます。ただ、資産額よりももっと気にすることが必要であると私は考えています。

下記の3つの要素を見たときに、

・(a) 投資などによる年間の不労所得収入

・(b) アルバイトなどによる労働収入

・(c) 年間の生活費等の合計支出

(a) + (b) の収入額が(c)の支出額 を上回れば、セミリタイアは可能と考えています。ただし、この計算には突発的な支出を計算に入れていません。

突発的な支出も考えて「〇〇万円は必要」と考えることは重要なことですが、(a)~(c)の額を把握しないまま「〇〇万円は必要」と言い切るのは難しいと思われます。というのは、セミリタイアを目指す人はそれぞれ「投資による収入」、「セミリタイア後にどれだけ働きたいか」、「生活レベルはどうしたいか」については異なるからです。

まずは自分自身の収入や支出を把握することが大事になります。

セミリタイア後の破産に注意

まだ私自身はセミリタイア生活をしているわけではありませんが、会社員をやめるということは収入が不安定にもなるため、破産しないように注意が必要です。

特に、株式投資は資産が減る可能性もある運用です。

投資による収入が減ったからと言って、貯金を切り崩すような生活をすれば、アルバイトを増やす必要もあり、何のためのセミリタイアなのか分からなくなってしまいます。

投資による収入を当てにする場合は、そのリスクを十分に理解したうえで、無理のない生活をしていく必要があります。